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2013

只のいし

 

2013/磁器,映像,農業用ポリオレフィンフィルム/可変

 

映像は静止画を連続して見せる事で、あたかもそれが動いているかのように見せる。私たちは無数に続く静止画と静止画の間に当てはまる動きを想像し感じる事で、現実ではないそれを動く現実として認識する。注目すべきは、静止画を動く実体として私たちに認識させるのは静止画と静止画の間に人知れず在る空白である。

 私たちは些細な事であっても何も知らないかもしれないし、全てを知っているかもしれない。リアリティはどこにあるのかだろうか。

 

今、タギング

 

2013/GPS,iphone,写真、木材、その他/可変

 

 

 『今、タギング』はGPSのトラックログを利用し自らの行動軌跡で周辺地域にタギングを行った。その際文字の始まりと終わりの部分で記念撮影を行い、それをリアルタイムでSNSに公開していった作品である。でタギングとはグラフィティの一種とされ、自身の名前や団体名を公共物に書く事で存在を社会に誇示する事を目的としている。見えないタギングを、コンピュター上で見える形にし発表することで、承認欲求の所在を問かける事を目指した。

びゅんびゅん丸

 

2013/リップストップナイロン、扇風機、映像/可変

 

 半透明の人形が、天井に設置された扇風機で、半透明の人形に空気をおくる。人形は、膨らんだり、萎んだり、ふらふらとした動きを繰り返す。

 

© 2014 tamura akira 

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